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マンションの地震対策~構造や防災についてなど~

高層マンション

我が国は地震大国と呼ばれるほど、地震の多い国で近年も東日本大伸震災をはじめ熊本地震や北海道胆振東部地震など最大震度7を超える大きな地震がありました。日本全国どこで地震が起きてもおかしくありません。マンションの地震対策はマンションを選ぶ際の大きなポイントにもなります。

目次

1. マンションの耐震構造
2. マンションの耐震設備
3. 日常の地震対策

1.マンションの耐震構造

マンションの耐震構造は大きく分けて3つのタイプがあります。それは主に「耐震」「制震」「免震」という3つの耐震構造です。これら3つの構造は1981年6月の改正された建築基準法により、極めて稀に発生する大きな地震(震度6強~震度7程度)に対して倒壊・崩壊するおそれのないことを目標としています。
それぞれの特徴について説明します。

マンションの耐震構造 耐震 制震 免震

1-1 耐震構造

殆どの建物やマンションなどで採用されている耐震構造です。柱や梁、壁などの構造体で建物自体を強く保ち地震エネルギーに耐える構造です。

1-2 制震構造

主に建物の柱や壁にダンパーなどの制振装置を設置し、その装置が地震エネルギーを吸収し建物の揺れや振動を小さくする構造です。

1-3 免震構造

建物の基礎と建物の間に積層ゴムなどの免震装置を設置し、その装置が地震エネルギーを吸収し建物の揺れや振動を小さくする構造です。

1-4 まとめ

それぞれに特徴があり、マンションの規模や髙さ、地盤などにより最適な工法が選択されます。

2.マンションの耐震設備

マンションの設備には様々な地震対策が施されています。その代表的な例をここでは紹介します。

分譲マンション

2-1  エレベータ

P波感知機能付き地震時管制運転

地震には初期微動により発生するP波と本震動により発生するS波があります。マンションなどに設置されるエレベーターにはセンサーが設置されており、大きな揺れのS波より前に発生するP波を感知してエレベーターを最寄の階に停止させ扉を開きます。その後S波の揺れが小さい場合は自動で運転を再開します。

2-2  玄関ドア

マンション 玄関ドア

マンションの玄関ドアにも地震対策が施されています。下図のように大きな地震により建物に被害が生じた場合でも玄関ドアの開閉ができるようになっています。

2-3 ガス マイコンメーター

震度5相当以上の地震を感知すると、マイコンメーターの安全装置が作動して自動的にガスを遮断します。

2-4 耐震ラッチ

吊戸棚 耐震ラッチ

キッチンなどの吊戸棚の扉に耐震ラッチを設置しています。地震時の揺れで扉が開き食器などの落下を防ぎます。

3.日常の地震対策

日頃から各自でできる地震対策について考えてみました。地震から身を守る対策の代表例をいくつか紹介します。

マンション 室内

3-1 家具の固定や家具の配置

地震対策として家具や家電などを固定しておくことは重要です。また、家具の配置についても各居室の出入り口付近や廊下、玄関などに転倒や落下の危険性のある物を置かないようにしましょう。

3-2 備蓄

万一の地震や災害などに備え普段からの防災意識が大切です。
食料や飲料水は3日分が必要と言われています。飲料水は一人1日3ℓ画目安です。
生活必需品としてはトイレットペーパーやカセットコンロ、懐中電灯、マッチやろうそくなどです。
その他、簡易トイレやモバイルバッテリーなども備蓄しておきましょう。
普段から消費しながら備蓄するローリングストック法も食品の賞味期限切れを防ぐ手軽な備蓄法として注目されています。

3-3 持ち出し用防災バッグの準備

万一自宅での生活が無理で避難生活を送る場合に持ち出しバッグを準備しておきましょう。
最近はそのようなグッズが揃った物が市販されています。家族全員分を準備していざと言う時に慌てないようにしましょう。

防災バッグ

3-4 指定避難場所の確認

一時的に身の安全を確保する為、避難場所が各市町村などの自治体が準備しています。
普段から地域の避難場所を複数箇所確認しておきましょう。

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