新築分譲マンション モデルルームのチェックポイント

新築の分譲マンションは一般的に建築途中の段階で 販売が行われることが多いようです。
その場合、モデルルームやマンションギャラリーという名前の販売事務所などで商談が行われます。
購入希望者は一つ又は二つほどのいわゆるモデルルームを見て検討しなければなりません。
最近は様々な商品のネット販売もかなり普及したとはいえやはり現物を見てから買いたいと思う方も多いと思います。
しかしそれでは特に人気のマンションの場合気に入った部屋が買えないケースも出てきます。また、完成の前や販売開始後すぐに完売してしまい検討することもできないという事も実際にあります。
そこで現物ではないモデルルームを見て検討する場合のチェックポイントなどについてまとめてみました。

1.　モデルルームを見る前の準備
2.　モデルルームでの見るべきところ
3.　購入申込
4.　まとめ

1.モデルルームを見る前の準備

まずは検討したいと思うマンションの情報を集めましょう。インターネットや新聞折込、ポストに投函されたチラシなどである程度絞って考えます。
一番情報が多いのはやはりインターネットです。マンションの情報サイトを見てこれはと思うマンションの資料請求をしましょう。
送られてくる資料を見てると早くモデルルーム行きたいなぁと思うでしょうがちょっと待って下さい。
まずは現地を見てそれから色々検討しましょう。
何故かと言うとマンション選びの一番のポイントは立地だからです。
よく見知った場所ならば改めて見る必要はないかもしれませんが、そうではない場合は現地とその周辺、駅やスーパー、学校などを実際に歩いて確かめるのが良いでしょう。
さらに、大事な価格なども考慮してモデルルームを見て具体的に検討したいと思うマンションを2～3物件程に絞り込みます。

2.モデルルームでの見るべきところ

現地を確認したらいよいよモデルルームの見学です。
見学の予定を立ててまずは来場予約を入れましょう。インターネットや電話で受け付けてもらえます。
マンションによっては予約がないと見学できない事もありますからまずは予約を入れましょう。
モデルルームではまず受付アンケートなどを記入して販売担当者から物件の説明を聞いたりします。
モデルルームを見る前に気になる事や心配な事など聞いてみましょう。
例えば、モデルルームではわからない構造についてや上下階の音や管理体制などです。
それからモデルルームの見学です。
モデルルームはオプションなどもたくさん付いていたりしますのでまずは標準装備をしっかりと確認しましょう。
質感やデザイン、間取りや使い勝手などを見極めていくことが大切です。
そしてマンションは限られたスペースですから間取りや動線、収納などを実際に住んでるつもりで確かめます。
具体的には玄関ドアから建具、フローリング、キッチン、洗面台、浴室、トイレなどを見たり触ったり開けたりしてみましょう。
また、意外と忘れがちなのは天井高の確認です。
そして、モデルルームと実際に購入する部屋は違うことが多いですから販売担当者から違いについてなどをしっかり確認しましょう。

3.購入申込

モデルルームでいろいろ説明を聞いて物件や購入希望の部屋が絞れたら再度現地を確認して日当たりや周辺の状況などを見ておきましょう。
そして良く考え気になるようなら、もう一度モデルルームも再確認してから決断しましょう。
一度目である程度わかったでしょうから二度目は実際の購入希望の部屋を想定して確認します。
そこで問題が無ければ申し込みです。マンションなどの住宅は高い買い物ですがどのマンションを買えばいいのか答えはありません。
やはり最後は決断が必要となります。

4.まとめ

以上モデルルームのチェックポイントについてなど書いて来ましたが、マンション選びの一番のポイントは立地なので現地とモデルルームをきちんと見る事が大切です。
また、モデルルームでもし気に入らないところなどがあっても変更工事やオプション、リフォームなどで対応できる事もあります。
販売担当者に相談してみましょう。
モデルルームは実際の部屋とは違うと諦める前にしっかりパンフレットや図面などから想像力を働かせましょう。
どうしてもわからない時は販売担当の方から納得いくまで説明してもらいましょう。
最近の販売スタッフは丁寧に教えてくれる方が多くなっているようです。
気になったマンションがあったら、まずは気軽にモデルルームへ足を運んでみましょう。