GLOSSARYマンション用語集
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- 売買契約書
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新築分譲マンションなどの売主が不動産業者の場合、宅地建物取引士が記名押印した売買契約書の交付が義務付けられています。売買代金等も記載されていますので収入印紙を貼付しなければなりません。
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- ハザードマップ
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自然災害を予測し、その被害範囲を示した地図の事。被害の程度や避難場所などが示されています。
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- 梁
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梁とは、マンションなどの建物の柱と柱を水平方向に結ぶ構造体のこと。
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- バルコニー
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マンションのベランダのことで、専有面積には含まれず、共用部分となります。しかし、その附属する住戸のみ使える専用使用権になります。専有部分ではなくまた、火災時の避難通路にもなりますのでペットの飼育や構造物の設置等は禁止されています。
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- ハンズフリーキー
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キーをポケットやかばんに入れたままマンションのオートロックや玄関扉の解錠ができるシステム。
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- PS(パイプスペース)
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パイプシャフトとも呼ばれます。マンションの場合、排水管が入っているスペースのことです。
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- 引渡し
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引渡しとは、分譲マンションなどの不動産売買における最終的なその不動産の移転のこと。
それまでに、買主は売買代金(住宅ローンも含む)やその他必要な全ての費用を払い込む必要がある。分譲マンションの場合は、購入した住戸の鍵などを受け取ります。
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- 引掛けシーリング
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照明器具設置のために天井に設置された電源ソケット及び支持器具のこと。
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- 表示登記
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表示登記とは、不動産の場所や用途、面積といった不動産の物理的情報を登記することです。その不動産の特定が目的で新築の分譲マンションでは表示登記が行われます。
最近は、2005年の不動産登記法の改正により表題登記とも呼ばれます。
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- 表題登記
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新築した建物の場合にその特定を目的として表題部にその不動産の物理的情報を記載すること。表示登記のこと。分譲マンションの場合は区分建物表題登記となります。
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- FIX(フィックス)
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固定された開閉できない窓のこと。はめ殺し窓とも呼ばれます。
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- 複層ガラス
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ペアガラスのこと。二枚のガラスの間に空間がある二重ガラス。主に断熱性を高める為に使用します。最近の分譲マンションは標準仕様が多い。
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- 夫婦の間で居住用の不動産を贈与した時の配偶者控除
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婚姻期間が20年以上の夫婦間において、居住用不動産または居住用不動産を取得するための金銭の贈与が行われた場合、基礎控除110万円とほかに最高で2,000万円まで控除できる制度です。贈与を受けた翌年の3月15日までに居住し、その後も引き続き居住する見込みであり、この制度はその夫婦間で一度だけの適用となります。
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- 負担付贈与
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負担付贈与とは、一定の債務を負担させることを条件にした財産の贈与をいいます。
個人から負担付贈与を受けた場合は贈与財産から負担額を控除した価額に課税されます。
しかし、その財産がマンションなどの不動産の場合、その贈与の時における通常の取引価額に相当する金額から負担額を控除した価額によることになっています。
これは、要するにその時点のマンション価格、市場価格ということになります。
負担付贈与でなければ、相続税評価額によります。
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- 不動産取得税
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マンションなどの不動産を取得した時に、その不動産の所在する都道府県が課税する地方税。取得後半年から1年後くらいに各都道府県から通知されます。
一定の要件を満たす住宅や土地、マンション等は軽減措置が受けられます。
新築分譲マンションの賃貸用(床面積40㎡以上240㎡以下)も軽減の対象となります。
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- 不動産所得
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不動産所得とは、マンションなどの建物や土地の貸付のことです。
その計算方法は、総収入額-必要経費=不動産所得の金額となります。
総収入額は、家賃や更新料で敷金等の返還の必要が無い物となります。
必要経費は主なものとして、固定資産税、建物部分の借入金利息、減価償却費、損害保険料、管理費、修繕費等が認められます。
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- 不動産登記
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不動産登記とは、マンションなどの不動産を購入や売却、贈与や相続で取得した時などにその不動産の物理的情報や権利関係について法務局に記録することにより法的に公示することです。これにより第三者に対抗できます。
新築分譲マンションの場合は、「区分建物表題登記」「所有権保存登記」、住宅ローンを借入れる場合は金融機関による「抵当権設定登記」が行われます。
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- 不動産投資
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分譲マンションなどの不動産を賃貸に出して家賃を得たり、所得税や相続税などの節税対策や将来の値上がりを見込んだ投資などです。
不動産価格は実際の「実勢価格」のほかに「公示地価」「路線価」「固定資産税評価額」と複数の評価基準(一物四価)があり、また建物があると一定の要件の基、様々な軽減措置が適用されます。
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- 不動産投資ローン
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分譲マンションを賃貸用として運用する場合の金融機関からの融資のこと。通常の住宅ローンに比べると金利は高めになるが、家賃収入を得ることができ、建物価格までのローン金利や融資手数料等も経費計上できます。
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- フラット35
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フラット35とは、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する最長35年の長期固定金利の住宅ローンです。
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- 不陸
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ふろく、またはふりくと読みます。床や壁面が水平でない状態や凹凸がある状態などです。
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- 分譲賃貸マンション
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分譲マンションを賃貸用に貸し出されること。転勤等で住めなくなった場合や、当初から投資用として購入した場合などがある。分譲マンションは国土交通省から登録を受けた管理会社が管理を行うので管理の質が高く、また、一般的に居住性を重視して設計されているため遮音性や設備等が優れていることが多い。そのため、家賃設定は周辺の賃貸マンションと比較すると高めである。
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- ペアガラス
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複層ガラスとも呼ばれます。二枚のガラスの間に空間がある二重ガラス。主に断熱性を高める為に使用します。最近の分譲マンションは標準仕様が多い。
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- 壁芯計算
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壁の中心線より計測した床面積。マンションの専有面積や一戸建て等で使用。
マンションの登記は内法面積となりますので、登記簿上の面積は少し小さくなります。
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- 変動金利
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変動金利とは、住宅ローン金利が半年に1度見直されるタイプのことです。返済額は5年間据え置きで、5年毎に見直されますが、金利が上がっていてもその返済額は1.25倍以上にはならないと決められています。また、一般的に固定金利よりも低く設定されます。
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- ボーリング調査
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マンション建設の場合は設計の前にする地盤調査のこと。地層や地盤の状況、支持層等を調査し、杭の深さを決定します。
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- ボイドスラブ工法
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ボイドスラブ工法とは、厚さ250~350mmのコンクリートスラブに円筒状の穴を開け中空にしたスラブ床のことです。この工法により小梁のないすっきりした空間作りができます。
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- 保証料
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保証料とは、住宅ローンを借りる場合に金融機関が指定する保証会社にその住宅ローンの保証をしてもらうための費用です。保証料の支払い方法は一括または金利上乗せのいずれかになります。最近は保証料ではなく手数料の金融機関もあります。